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流星ワゴン

以前から気になっていたリリー・フランキーさんの「東京タワー」を買おうかと思っていましたが、柴田理恵さんが、「東京タワー」よりも「流星ワゴン」の方が泣けたと言っていたそうで、丁度文庫本が発売されていて送料無料の抱き合わせ用にも丁度よかったので購入してみました。


リリーさんの「東京タワー」がオカン(母親)ならば、こちらの重松さんの「流星ワゴン」はオトン(オヤジ)と息子(で、時々妻)という話です。


「死んじゃってもいいかなぁ。もう・・・。
 
 38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。そして・・・自分と同い歳の父親に出逢った。時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。やり直しは叶えられるかのか・・・?

「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた傑作。



父と息子。父親でありながら息子でもある自分。

自分が子供の頃、例えば12歳の頃の親の歳とその歳の自分とを比べてみる。
あるいはその逆で、自分が12歳の時はどう思っていたのか。

親の論理と子供の理屈。


たぶん、この本は、現在父親でもあって息子でもある私達の世代が一番リアルに受け止め、感情移入ができるのでしょう。(もしくは、本書に出てくる”チュウさん”のような父親にこころあたりがある方)

で、当然のことながら私は主人公になりきり、チュウさんは父親にかぶりました。

そして、確かに「泣ける本」でしたが、いわゆる悲しくて泣く、感動して泣く、という感じではなく、何と言うか、魂というか”心”にぐっとせまってきて、あとがきにもあるように、泣くというよりも「洟(はな)をすすりながら」読んでいました。それも、後半はとどまることをしらず。



男どうしであるが故の親父と息子。

お互い素直になれず、下手をすれば反抗期のまま大きくなり、なかなか溝が埋まらないといったことも現実的にみなさんも経験されたことはないでしょうか。

そして、子供に対しての、「親」としての自分はどうなのか。自分が子供の時はどうだったか。自分の歳のおやじならこんな時どうしてたのか。それぞれの目線でみる親と子の関係。



「まぁ、おまえらが寝てしもうてからのことじゃけん、知らんわの」

「子供の知らんことは、ようけあるんじゃ、親には」



「親という字は木の上に立って見ると書く。それぐらい親は子供のことが心配なんやで大事にせなあかん。」昔にとある人から言われた言葉をまた思い出しました。

親孝行 したい時に 親は無し


幸いにも私は父親が健在です。

少しおやじと向き合って話をする時間があってもいいのかなと思いました。

息子として。
子を持つ親の先輩として。

そして何より
男どうしとして。

 
ここ最近の私のテーマが自己分析。その過程で自分のルーツである「親」と向き合う事も流れにあります。

「ARE YOU HAPPY?」では主人公が大嫌いな父親に似ているといわれる事自体を嫌悪していても、実は愛情の裏返しであったり、「本当の自分を知る質問」では「親」に関する質問もかなりあります。また、「交流分析」の中にも初対面の人に対してただひたすら「自分の父親について」「自分の母親について」話すプログラムがありました。

皆さんも一度、真剣に向き合ってみられてはいかがでしょうか。


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ちなみに、映画化が決定したそうです。






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お父さんは太陽になった  ガン闘病47日間の記録

「今を生きている
 全ての人たちへのメッセージ
 感じて下さい・・・家族の幸せ、本物の愛、
 そして生きていることの素晴らしさを。」
                   大蔵(from ケツメイシ)



最近、今を生きると言うテーマでブログを書いていたせいか、新書コーナーでの本書の帯にかかれた上記言葉に目が止まり、パラパラとめくっていくと・・・こみ上げてくるものを抑えきれず、すぐに本を閉じてその場を離れました。


そして、今。私の手元にあります。読み終えてかなりの時間がたちますが、何故か未だに目が赤いままです。


開いてすぐに目に入ったのが、結婚式での写真。キャンプやスキー、川遊びなどの家族写真。どこにでもある、ごく普通の幸せそうな家族の写真。みんな笑顔でとても楽しそうです。リョウヤ君は小学校、レン君は幼稚園に共に4月から進学します。


しかし、そんな2003年4月1日のエイプリルフール。

突然、うそではなく、お父さんのコウは末期ガンの宣告をうけてしまい、わずか47日後に、36年の人生に幕をおろしてしまいます。愛する妻や小さな2人の子供を残して。


愛する子供の入学式にも行けず、ゴールデンウイークの旅行も中止。子供達の運動会にも参加できない。そして、何より、みんなを残して突然逝ってしまう・・・。

私自身、歳も変わらず、子供を持つ一人の親としても何か他人事とは思えないほど感情移入してしまったのでしょうか、自分の事のように錯覚すら覚えました。


「家族を養う事に懸命なマジメ人間で、家族に囲まれゴロゴロしているのが大好きで、とにかくどこへ行くにも「四人で一緒に行こう!」というあなたが、たったひとりで逝ってしまった。

どんなに寂しかったか。

どんなに悔しかったか。

どんなに、家族と離れたくなかったか。


私には、痛いほどわかるよ。」


妻のまどかさんのこんな言葉からも幸せな家族の姿が、優しいお父さんの姿が目に浮かびます。



タイトルの「太陽」は亡くなった後にリリースされたケツメイシの「太陽」と言う歌からつけられたそうです。タイミング的にどう考えても私達家族のために作ってくれたのかと錯覚するほどだったそうで、子供達も「これ、お父さんの曲だね」「お父さんは太陽になったんだよね」と言っていたそうです。

「太陽はずっと 俺らを照らす oh

君が 辛いときも ずっと 空の上で 

 これからも 太陽はもっと 俺らを照らす

 oh たまの雨の日も 晴れわたるように

 太陽の子でいよう
                     ケツメイシ 太陽より」




ちなみにその後のケツメイシのシングルは、「」「そばにいて」「さくら」と続きますので、いやが上にもお父さんとケツメイシが結びついていくのでしょうね。




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