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世界をだました男

世界をだました男〜Catch Me If You Can〜を早速購入し、読んでみました。

21歳までに全米50州はおろか、26ヶ国をまたにかけた20世紀最大の詐欺師。

彼は16歳で家を飛び出し、自分探しの旅にでますが、何せ16歳の高校生。時給1ドル50セントのバイト代では生活できない事に気付きます。


問題が16歳の子供である事に気付いた彼は、もともと体格も良く、ふけて見えた事もあり、年齢を26歳にサバをよみ、免許証も書き換えます。

しかし、そこでも社会の現実〜ハイスクールの卒業証書も持たない者に対する賃金基準が最低賃金法を持ち出すまでもないと言う事実でした。


彼は生活や遊行費が乏しくなり、これだけは手をつけまいとしていた唯一の財産である200ドルの預金をよりどころに小切手を切り始めますが、誰も小切手の裏づけの預金があるかどうかを確かめようともせず、現金と変造免許証が返ってくるだけという、簡単な錬金術を知ってしまいます。


しかし、いずれは不渡りになる事も知りますが、父が何とかしてくれるだろう、あるいは、ちゃんと確かめもしないで現金を渡す相手が悪い、自分は未成年であり、少年法のゆるさから大した罪にはならないだろうといった楽観視もあり、最初の頃は、まだまだ子供っぽさが見受けられます。


その後行き詰まりかけた彼はばかげた発想、世間的にも信用のあるパイロットに自分がなれれば・・・しかも、本物ではなく・・・を思いつき、大胆にも実行して行きます。



彼の見の前にはパンアメリカン航空のビルがあった。しかし、彼の目には鉄、石、ガラスの建造物ではなく、登るべき「成功の」山に見えたそうです。


詐欺という犯罪が悪い事だと言うことはさておき、彼の発想力、行動力、演技力はとても10代の子供のそれとは明らかに違います。10代に限らず、大人であっても決して容易に真似の出来ることではありません。

入念な下調べ、目的をフォーカスした際の勤勉さと努力。その事はわずかの期間に実力で司法試験に合格してしまっている事からも察する事が出来ます。

単なる小説としても面白かったですが、実在しているだけに正に事実は小説よりも奇なり、といったところでしょうか。


最後に、彼が刑務所に服役後に現在の「まっとうな」ビジネス(コンサルタント業)を思いついた時の行動をご紹介します。

てはじめに、知り合った銀行の支店長にこう持ちかける。

「おたくの従業員に、閉店後、1時間ほどレクチャーをさせてくれませんか。もし、その講演が何の役にも立たないと思われたなら、お代は要りません。

もし、有益だと思われたなら、50ドル支払ってください。それと、ほかの銀行のお友達に電話して、わたしのことを紹介してください」(訳者あとがきより)


彼は一流の営業マンでもあったようです。





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世界をだました男
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華麗なる騙しのテクニック 世界No.1の詐欺師が教える
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フランク・W・アバグネイル, 高橋 則明





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