昨年、
葉っぱのフレディ―いのちの旅を紹介させて頂きましたが、それとあわせて、「生と死」にちなんだ、大人にも読んで欲しい絵本を紹介させて頂きます。
絵本といえば子供の本と言うイメージでなかなか大人の、特に独身男性などは目にする機会は少ないでしょうが、子供が出来ると、読み聞かせている大人の方が泣いてしまう事がしばしば。そんななかから今でも読み続けられている名作をご紹介します。
わすれられないおくりもの
スーザン・バーレイ, 小川 仁央
- わすれられないおくりもの
児童図書館・絵本の部屋
スーザン・バーレイ (著), 小川 仁央 (翻訳)
「身近な人を失った悲しみを、どう乗り越えていくのか」ということをテーマにした絵本です。 賢くて、いつもみんなに頼りにされているアナグマがある日突然、「長いトンネルの むこうに行くよ さようなら アナグマより」という手紙を残して死んでしまいます。悲しみにくれる森の動物たちは、それぞれがアナグマとの思い出を語り合ううちに、彼が宝物となるような知恵や工夫を残してくれたことに気付いていき、春が来る頃には、アナグマのことは楽しい思い出にと変わっていく。といったストーリーです。
ふと、亡くなった祖父や祖母の事を思い出してしまいます。
100万回生きたねこ
佐野 洋子
- 100万回生きたねこ
佐野 洋子 講談社の創作絵本
「100万回」と言うだけに、若く、死ぬ事なんか怖くないと言う人は、何度も何度も読んで見なければこの本の内容に?なのかもしれません。自分しか「愛して」いない猫。「愛する」事や「別れ」とはどうゆうことか。非常に奥の深い絵本です。(ちなみに我が家には嫁入り道具の一つとしてこの本がありました ^^;)
いつでも会える
菊田 まりこ
- いつでも会える
菊田 まりこ
この本で印象に残っている事は、実はブラザートムさんの朗読の声。
何年か前に某子供向け番組の中でこの本を朗読されていました。
おかげで朝から涙目。すぐに本屋さんに買いに行った事を思い出します。
大好きな飼い主を突然失ったシロの、悲しみに戸惑いながらも乗り越えていく姿がなんともせつないです。
ずーっとずっとだいすきだよ児童図書館・絵本の部屋
著者: ハンス・ヴィルヘルム /久山太市
- ずーっとずっとだいすきだよ
児童図書館・絵本の部屋
著者: ハンス・ヴィルヘルム /久山太市
愛犬エルフィーと主人公の少年。やがて年月が経ち、ある朝、目がさめると、エルフィーが死んでいた。深い悲しみにくれながらも、ぼくには、ひとつ、なぐさめが、あった。それは・・・愛する人には常に愛してる、好きだよと言っていないと後悔してしまう。たったそれだけの事を心にぐっと刻み込んでくれる絵本です。
・・・あと、「生と死」と言う観点からは若干はずれますが、こちらも非常におすすめです。
サーカスのライオン
川村 たかし, 斎藤 博之
- サーカスのライオン
川村 たかし, 斎藤 博之
年老いたサーカスのライオンがある少年と出会い、その子のためにも火の輪くぐりを再び猛練習します。そんなある日、少年の住むアパートが家事になり・・・ラストは感動で涙が止まらなくなると思います。(ちなみにこの絵本は昨年小学校の教科書にのっていまして、子供の音読を聞きながら妻は毎回号泣していたそうです・・・)
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追記:今年の夏も、あの日野原先生の企画による
ミュージカルが全国で開催されます。詳しくは「
「フレディ」から学んだこと」の出版元である
童話屋さんのHPへ
〜葉っぱのフレディ特集〜
森繁久弥さん朗読、東儀秀樹さん楽曲のCDはこちら
葉っぱのフレディーいのちの旅
イメージ・アルバム, 森繁久彌, 東儀秀樹, 井上鑑
広末涼子ナレーションによるアニメーションのビデオはこちらへ
葉っぱのフレディ~いのちの旅~