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ありのままの自分でいたいすべての人へ〜 向田麻衣 「 “美しい瞬間”を生きる」

向田麻衣
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こんにちは。

2015年2月8日放送の「情熱大陸」に出演されていたのが、女性社会起業家としてネパールを拠点に活躍されている株式会社Lalitpur(ラリトプール)代表取締役社長の向田麻衣(むかいだ・まい)さん。

ネパールでは、21世紀となった今でも1年間に約1万〜1万5千人の女性がインドの売春宿へと売られていくという現実があるそうです。そんな女性たちの人権を守る為に、NGO等の組織により保護された女性たちが暮らすシェルターという施設で、彼女たちに「化粧」によって笑顔と自信や自尊心を取り戻してもらいたい。そんな思いで立ち上げた一般社団法人Coffret Project(コフレ・プロジェクト)。


そして、ただ単に笑顔を取り戻してもらっただけでは変えられない現実。シェルターの保護期間は1年半。その後、生活のために再びセックスワーカーとなる彼女たちに、それ以外の選択肢=「手に職をつける」為に2012年は職業訓練を実施し、2013年5月にはネパール発のナチュラル化粧品ブランドLalitpur(ラリトプール)をスタートされました。


以前に情熱大陸で特集された女性起業家、マザーハウスの山口絵理子さんの影響もあるそうですが、それよりもはるか以前、高校1年生の15歳の時に学校で聞いた、ネパールでITビジネスをスタートさせてネパールに産業を生み出そうと努力されていた高津亮平さんの講演に衝撃を受けられたからだとか。
…彼はステージに上がると、突然テーブルをコツ、コツ、とノックし始めた。

「この音は何の音だと思いますか?」

会場中がぽかんとしていた。

「3秒に1回鳴らしているんです。世界には食べる物がなくて死んでしまう子どもが3秒にひとりいるんです。僕の講演が終わるときまでに、いったい何回この音が鳴るるだろう…(原文まま)」


その後の彼女の行動力は素晴らしい。高津さんの後をついていって校長室まで。挨拶を交わし、ネパールに行くことを決める。そしてその後既に1年間のアメリカ留学が決まっていた彼女は、帰国後には数ヶ月間バイトをはじめてお金を貯めて両親や学校の反対を押し切り今度は17歳でようやく念願のネパールへ。


彼女のこの行動力はどこから来るのかと思ったら、どうも母親譲りみたいです。

母も独身時代、3年間の社会人経験の後、イギリスへ留学し、その後しばらく世界へ放浪の旅に出たという強者。しかも花嫁修業で日本舞踊にお茶にお花にお料理教室。スキーは1級の腕前だとか。しかも決して体格に恵まれているというわけでもなく、147cmと小柄だとか。いやはや何とも。

そんな母だからか、世界中から外国人の友達が家に遊びに来ていたそうで、小さい頃から外国語や外国の方々に接する機会があったから異国に対する恐怖といったものが少なかったのかもしれませんね。

その向田麻衣さんの初のエッセイが本書「"美しい瞬間"を生きる」です。

この本ではこれまでTVや雑誌で取材されてきた上辺だけのものではなく、彼女の本音が垣間見えます。

活動拠点をNYに移そうと思ったのも「自由」を求めて。

日本では「なぜ、ネパールなのですか?」「なぜ、女性が?」「なぜひとりで?」「なぜ、そんなことができる?」 

なぜ?なぜ?なぜ?…そんなの自分でもわからない!そのたびにまたか、と心の中で辟易しながらも色々な理由を捏造してきたのだとか(笑)

そう。彼女はたった一言こう言っていました。

「ここで私は正直に言いたい。

 私が今の仕事をしている理由なんてない。やりたいと思ったから。それだけだ。」


そして、さすがは自由の国アメリカ。

NYでは一度も「なぜ?」と聞かれないのだとか。そして、代わりに、「何をしているの?」「具体的にもっと聞かせて」と。


過去ではなく、未来へ向かう質問が来るというのも日本でぼーっと生きているとなかなか気づかない事ですね。


最後に本の最初と株式会社Lalitpurのサイトにも記載されている言葉を。


夜の暗闇が他のどの国のそれよりも深く、

こぼれそうな程の星が見える場所に少女がいた。

少女は知らなかった。

自分が世界でひとりの大切な存在だということを。

でもあなたはそれを知っている。

そして伝えることができる。

「君は自由だ」と。




今日もありがとうございました。



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2年前のTEDスピーチもどうぞ。

Social business for trafficked girls in Nepal | Mukaida Mai |
TEDxSapporo 2013/07/14





※マザーハウスの山口絵理子さん関連の過去記事はこちら
26歳の女性社会起業家・・・マザーハウス代表 山口絵理子さん


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