関西以外の方や若い方には馴染みがないかも知れませんが、主に大阪のABCラジオを中心に活躍していたシンガーソングライターでタレントの川田恵子さんという方がおられました。癒しの甘い声からキャンディー(キャンディ)と呼ばれていたタレントさんです。
そのキャンディーが昨年の11月16日に55歳という若さで亡くなられたとの事でした。脊髄神経膠腫という病気だったそうです。大阪にもあまり行かなくなって、深夜ラジオからも遠ざかっていたため、訃報を知ったのはつい最近の事でした。
高校時代、既に大阪で一人暮らしをしていて、部屋にテレビもなかった私は、もっぱらラジオから流れる音楽や、キャンディーの甘い声に癒やされていたのは言うまでもありません。自分の書いたハガキが読まれたりすると、眠気も一気に吹っ飛びテンションMAX。そんな淡い日々。
その当時、文化放送で谷村新司さんやばんばひろふみさんの「青春キャンパス」という番組がありまして、金曜日だけ大阪はABC朝日放送ラジオが担当することになって、メインパーソナリティを板東英二さんや長江健次さん、大江千里さんらが務め、そのアシスタントでキャンパスリーダーというのをされていたのがキャンディーこと川田恵子さんでした。
その番組の中に、「キャンパススタッフ」と呼ばれる高校生達が担当するコーナーがあって、街頭インタビューをしたり、ラジオドラマを作ったりということをしていました。
何やら楽しそうだし、何よりキャンディーにも会えるかもと、思い切ってそのキャンパススタッフに応募してオーディションを受けてみると、何と合格。
しかも、キャンディーから「いつもお手紙ありがとう」と言ってもらえて超絶に感動したのを覚えています。
それからキャンパススタッフとして毎週朝日放送に通っていたのがついこの前のような気もします。
ちっちゃくてかわいくて、いつも優しく明るいお姉さん。そして憧れのひと。
今年になってちょくちょく大阪にも行くようになったので、キャンディー元気にしてるかな?と思ってググっていたら先の訃報に出くわしました。
写真を探してみたのですが、高校〜大学の頃の写真がどこにしまったのか分からずでしたが、年賀状が出てきました。これを書きながらキャンディだっけ?キャンディーだっけ?と思って年賀状を見ると本人がキャンディーと語尾を伸ばして書いていたのでキャンディーが正解なのでしょう(笑)なので本ブログではキャンディーで統一しています。(但し、レコードの「最後のフレーム」ではキャンディ(川田恵子)になってますね)
あれから早や1年。今日が祥月命日。
優しい笑顔と楽しい日々。 もう逢えないけれど、その甘い話し声や歌声はいつまでも残っています。
あらためて心からご冥福をお祈り申し上げます。合掌。
最後のフレーム
今日もありがとうございました。
番外:全然キャンディーとは関係ありませんが、写真を探している時にこんなものが出てきました。
かつて大阪・梅田にキャンディ・ホールという伝説のライブハウスがありました。そのライブハウスでのEarthshakerのラストライブハウスツアーのチケットの半券です。キャンディ・ホールでライブするのが夢だったんだけどな…
この日、「新曲やります!」と披露されたのがあの名曲「MORE」。
そして約半年後、1st.シングルとなりアースシェイカーの伝説が始まる…
しかし、こんなに安かったっけ??って感じです(笑)ドリンク付きで2千円!!(笑)