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つるかめ助産院

小川 糸
集英社
¥ 1,470
(2010-12-03)
Amazonランキング: 966位

「辛い出生の秘密を抱えるまりあは、ある日突然失踪した夫を探して、南の島をおとずれる。島の助産院の先生から予期せぬ妊娠を告げられて・・・(帯より)」

辛い過去を乗り越え、ようやくつかんだ幸せな新婚生活。しかし、そんな甘い生活も長くは続かず、ある日突然夫がいなくなる。どうしていいかもわからず、かつて夫と二人で行ったハートの形をした南の島を訪れる。そこで出逢った助産院のつるかめ先生をはじめ、島の人々との交流によって、次第に心が癒されいき・・・って言う感じの内容です。

作者の小川糸さん。デビュー作の「食堂かたつむり」を書かれた人っていう感じくらいしか知りませんでしたが、そちらも読んだことが無かったので併せて読みましたが、帯でコメントしているのがスピッツの草野マサムネさんにポルノグラフィティの岡野昭仁さん。何で?って思ったら、小川糸さんは、浜田省吾さんや水谷公生さんと一緒に「Fairlife」というバンドをしている春嵐さんとのことで納得。


さて、本書。作者の小川糸さんのHP「糸通信」に

「生きることは辛いこともあるけれど、それでも生まれてよかったと思えるような物語を書きたくて、精一杯書きました。」


と書かれているように、みんなそれぞれ口に出して言わないだけで、様々な辛いことを抱えて生きている。それでも生まれてきて良かった、生きていて良かったと思える内容にきちんと仕上げられている思います。

明るく豪快な「つるかめ」先生の数々の名言の中でも好きなのが
「だって、あなたにもおへそがあるじゃない。それって、誰かがあなたを生んでくれた証拠よ。十月十日、あなたがお母さんのおなか中に入って守られていた証じゃない。お母さん、あなたのこと、がんばってがんばって、痛いのも堪えて、産んだと思うわよ。楽なお産なんて、絶対にないんだから。それに、まりあちゃんだって、自分で生まれてきたんでしょう。お母さんの狭い骨盤に自分の頭をぐいぐいねじ込んで、自分の意思で回転しながら、必死になって生まれてきたはずよ」



出産を控えたご夫婦から独身のちょっと親に反抗している人など、どんな人でも誰かから生まれてきているわけで、決して一人で生まれてきた訳でもコウノトリが運んできた訳でもないので、そう言う意味では、全ての人に読んでもらいたい一冊かもしれません。


ちなみに、本書では失踪したご主人の方はフューチャーされていませんが、月刊マンガ雑誌の「コーラス」に付録として付いている方ではその謎にも触れられていました(7月号と8月号)。気になる方はそちらもぜひ♪(実は私はこちらの方が先で、気になって原書を読んだクチです(^^;  )


今日もありがとうございました。






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追記
2012年8月28日(火)から毎週火曜日午後10時〜10時48分まで、NHKの総合にて仲里依紗さんがまりあちゃん役、余貴美子さんがつるかめさん役にて連続ドラマ(全8回)が放送されます。興味のある方はぜひ♪


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