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世界一、億万長者を生んだ男

日本マクドナルドに対し、東京地裁は先月、店長を管理職扱いとして時間外手当を支払わないのは違法という判決を出しました。マクドナルドの場合、直営店とフランチャイズ店とがありますが、今回の店長とは直営店の方で、マクドナルド社によれば、マクドナルドに勤務する店長は、フランチャイジーにおけるオーナーと同様で売上管理を含めた店舗管理全般について最終的な権限をもち、自己の勤務時間は自分でコントロールすることができる事や、管理職としての給与を支払われていると言うことになっていますが、実際には経営者と一体的な「管理監督者」にはほど遠かったとの事です。サービス残業が当たり前の日本社会に大きな一石を投じた判決となりました。

さて、マクドナルドといえば、その創業者はアメリカのレイ・クロックという人です。これからの時代はミルクセーキのマルチミキサーだと、脱サラしてミキサーの販売代理店をしていた52歳のレイ・クロックは、ロサンゼルス東部のサンバーナディノで、評判のハンバーガーレストランを経営していたマクドナルド兄弟に出逢った事から今日のマクドナルドチェーンが始まります。

清潔な店内に、15セントと19セントの2種類のハンバーガー。標準化された調理手順やセルフサービスによる効率化で、早く・安く・おいしい人気のハンバーガーレストラン。これをフランチャイズにして全米に展開したい。そうすれば、ミキサーもどんどん売れる。そんな単純な気持ちも。しかし、現状に甘んじるマクドナルド兄弟はそんな事に興味はなく、「ならば私が!」

かくして52歳のレイはまわりをも驚くわずか15セントのハンバーガー屋を始めるという暴挙に出、様々な苦難を乗り越え、今日の世界中に広がるマクドナルド王国を築き上げます。

マクドナルドチェーンの創業者のレイ・クロックはこう言っています。
「私は、職権というのはいちばん下のレベルにいる人の手にあるべきだと常に考えていた。(中略)それが人々を企業とともに成長させる唯一の方法なのだ」

そして、
「マクドナルドは誰にでも成功を授与するわけではない。ガッツとそれを持続させる力が我々のレストランで成功するためには必要だ。(中略)常識を持ち、目標に向かっていく強い信念と、ハードワークを愛せる人物なら誰でも出来るのだ」
と言い、
すべてのビジネスマンにいえる事だ。「働くこと、働かされること」を楽しめなければならない。
とも言っています。

スマイル0円」を売りにしているマクドナルド。ハードワークを愛するといっても、「働くこと、働かされること」を楽しめず、過労死寸前ではスマイルも出せないでしょう。

これをきっかけに、マクドナルドで働く全ての人が。「働くこと、働かされること」を楽しめて、心底スマイルを0円で提供できる企業になってもらいたいですね。

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ちなみに、この自伝自体は30年以上前に書かれていますが、今回の邦訳にあたっては、ユニクロの柳井正社長の解説や、柳井社長とソフトバンクの孫正義社長の対談も付いていて、一粒で3度おいしい本になっています。386ページと読み応えもありおすすめです。

最後までお読み頂きましてありがとうございました。



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